このフォーカス・レベルの定義は、「ITクラスターが無限の海のようにつながっているところ」です。
現在では、「ITスーパークラスターのエネルギー」と呼ぶことが多いですが、モンローはその状態を蜂の巣状につながる無限の海という表現をしたそうです。
モンローは、自分のITクラスターが目指す次なる場所を求めて、「源(グレイト・エミッター)」へと旅立ちます。源にたどりついたモンローはそこで《名前のわからない大きな存在》にこれ以上先に行くことを止められます。
その存在との会話から、その先にある、「孔(アパーチャー)」を抜け、我々の住む物質世界を形づくった創造的な力の根源である「彼方」へと旅立てるのは、ITクラスターのすべての側面を集め終わり、統合し、その側面たちの数限りない経験と愛という贈り物を携え「完全になった(真に一つとなった)」ものだけであることを理解したのです。(『究極の旅』より)
この領域では、太陽系を出て銀河宇宙へのアクセスという可能性を探索することができます。さらにモンローがたどった道筋を自分でたどることもできます。
「源(グレイト・エミッター)」や、その先の「孔(アパーチャー)」のエネルギーを感じてみてもよいでしょうし、さらにそこから「彼方」への旅立ちにチャレンジしてみてもよいでしょう。そこから何を得るかは、それぞれの体験です。
またここでは、ITクラスターの代表格であるクラスター・カウンシルから、いろいろな情報をもらうことができます。その手助けを受けながら、さらなる探索をお楽しみください。
以上、各フォーカス・レベルについてひと通り説明しましたが、あくまでここに挙げたことは可能性です。
自分にとってはどう感じるのかを確かめることが、探索なのです。そして、その探索の積み重ねから得たものこそが、可能性を越えた「既知」となるのです。