0511 セッション中において心がけていただきたい三大原則

セッション中において心がけていただきたい三大原則

  • 取捨選択しない
  • 否定しない
  • 分析しない

 

体験のなかには、意味が分からず、思わずセッション中にいろいろ考えたくなってしまうものも多くあります。

しかし、セッション中に自分でいろいろ考えてしまうと、ガイドたちが伝えたい本質から、どんどん離れて行ってしまうこともあります。

ですから、受け取ったメッセージや体験は、その場で判断したり考えたりせず、セッション中はただ受け取り、すべてを記録しておくことをお勧めいたします。

「自分で取捨選択しない」というのは、「これはさっき見たテレビの影響だ、今おなかが減っているからこんな食べ物が出てくるのだ、会社で気になっていることが出てきたのだ、だからこれは体験ではない」と考えたり、

「本で読んだことと同じだから、これこそ体験だ」など、何らかの理由をつけて体験か体験でないかの判断を セッション中に自分でしてしまうことが多いからです。

そういうクセがついてしまうと、明らかなものや納得するもののみが体験であり、そのほかは体験などではないと考えがちになってしまいます。

それは次の「否定しない」ということにも大きく関わっています。

ガイドたちの指し示す内容は、まったく自分が考えが及ばないようなことや、分かってはいるものの出来ないようなことなどを指し示す場合は多くあります。

それは、この地球で得るべき学びかもしれませんし、まだ自分が気づいていない今、生きている目的に関することかもしれません。

しかし、否定してしまえばそこで終わってしまいます。ですから、その可能性に対し抵抗を感じる体験やメッセージであっても、とりあえずそのまま記録に残しておいてください。

そして、「分析しない」。これもよくやってしまうことだと思います。

今まで言及したことも含め、理由づけや判断など、常に分析してしまっている自分に気づかれる方も多くいらっしゃるでしょう。

意味が分からない、理解できない体験、もしくは体験自体が得られなことに対する苛立ちと焦りなどに対し、自分で理由をいろいろ考えてしまい、その想いの中に埋没してしまうということは、本当によくあることです。

しかし、分析すること自体が悪いことではありません。分析することはとてもよいことです。

ただし、それはセッション中に行なうことではないのです。

もし意味の分からないことを体験したとしたら、その意味についてもっと掘り下げたいと思ったら、ご自分で分析せずに、ただこう投げかけてください。

「これはどういう意味ですか? 今の私にもっとわかりやすい形で教えてください」

そして、次に起こってくることを待ち、何か体験したらそれをただ受け取り記録しておきます。

その繰り返しにより、メッセージの意味を掘り下げていくのです。

もしかしたらそこで得たことの意味が、なんとなく分かる場合もあります。

そうしたら、次のように投げかけてみてください。

「これは○○ということですか? YESなら右手を熱くしてください。NOなら左手を熱くしてください。」

これはひとつの例ですが、自分の分かりやすい形で教えてもらうというYES・NO形式で問いかけてみることも有効です。

ただし、投げかけても反応がないときも多いですので、そのときは頭を切り替えて別な質問を投げかけてみたり、そのフォーカス・レベルのエネルギーのなかでただリラックスしてみることなどを行なうとよいでしょう。

つまり、得た体験やメッセージに対し、自分にとってこれはどういう意味かを考えるのは、セッションが終了して からにして、セッション中はあれこれ分析せず、分からないことは質問として投げかけ、ただ受け取ることに専念すするということです。

質問については、それを投げかけたあと、待っているあいだに起こったこと、感じたこと、思ったことはすべてそれに対する答えだと受け取り、そのまま記録しておいてください。

また、投げかけすぎも要注意です。

はじめは非物質界との交信は、たとえば針の穴のような細い通路を通して行なわれているような状態です。

それにも関わらず、これも聞きたい、あれも聞きたいと、自分から一方的に矢継ぎ早に投げかけてしまうと、その猛烈な流れに、ガイドたちからの微細なコンタクトはすべて跳ね返されてしまいます。

ですから、ひとつ投げかけたあとは、感謝の気持ちを持ち、受け皿を広げて待つのです。

この待つ時間を持つことが重要です。

ただし、待ち時間はその人の状態によりさまざまです。

3秒で何らかの反応を得るときもあれば、3分待っても何の反応もないこともありますので、焦らず継続的な チャレンジを行なっていってください。

つまり、ただ待っているだけでもダメ、投げかけすぎてもダメ。「投げかけて、待つ」というこの繰り返しが、メッセージを掘り下げていくポイントであり、体験をたぐり寄せる方法なのです。そしてこれが「交信」と呼ばれる状態なのです。

すると、「もうここまでですよ」という感じで、何を投げかけても答えを得られなくなることもあります。

また、どんなに質問しても同じ答えや体験が繰り返される場合もあります。

そのときは、これに関して今はここまでという場合が多いですので、気持ちを切り替え、次の目的の探索に移ってください。


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