この領域は、「I/There(IT)クラスターのエネルギー」と定義されているところです。
ITクラスターとは、自分のITが、自分と関係があるほかのITとつながり集合体を形成しているものです。
F42では、自分の存在を「すべてつながったITクラスター」と理解することができます。
一つひとつの存在がそれぞれに寄与しあっており、全体でひとつの自分自身なのだという意識です。
その個々の存在たちにコンタクトすると、彼らの意識や知恵を自分のなかで確認することができる上、宇宙のどこかで、自分を表現している存在がいることもわかります。
それを全体的に統合した存在として知ることも、その一つひとつについて知ることも可能であり、つまりはこの領域の探索も、ほかのフォーカス・レベルでの探索と同じように、自分自身を発見していくということにほかならないのです。
そういった意味でも、このF42は、自分というものについて、何かを思い出したりするのに最適なフォーカス・レベルだといわれています。今までの各フォーカス・レベルでの活動がこの領域で思い出され、つながることも多いのです。
モンローは自分のITクラスターに接したときのことを、次のように語っています。
「そこにあったのは、何千また何千という糸だった。どれもエネルギーに満ちて光を発し、あらゆる次元で外へ外へと広がっている。私のITから!
その行き先には必ず他人のITらしきものが存在していた。これは、我々が経てきた人格をすべて合わせたものなのだ。
我々の考えた人や、我々のことを考えた人たちと結びついているのだ。なんてたくさん私は、この世で結びつきをもってきたのだろう……」
(『究極の旅』より)