「ほかのエネルギー系への架け橋」。ほかのエネルギー系とは、物質世界ではない非物質の世界、分かりやすくいえば、あの世や死後の世界です。
つまりこのF21は、むこうの世界(非物質世界)とこちらの世界(物質世界・現実世界)を結ぶ架け橋の領域です。あの世とこの世の境界領域ともいえるでしょう。モンローは、
「この状態は、通常の肉体における生活活動では、深い睡眠(デルタ睡眠)に相当する。
しかし精神は完全に『覚醒』しており、意識が伴って、行動を統括できる状態にある。いわば『ふち縁』のような段階である」
と言っています。(『究極の旅』より)
このF21の特徴は、非物質界への知覚能力を高めるのにとても適している領域であるということです。
なぜかというと、さまざまな非物質の世界の住人とコンタクトをとりやすいエネルギーをもっているからです。
さまざまな非物質世界の住人というのは、ガイドなどの存在たちやF21を訪れている存在たちです。また、亡くなり向こうの世界へ行った人とも会える場合もあります。
それだけでなく、我々のように、肉体を持ちながらその世界を訪れている人たちとも会える場合があるのです。
ヘミシンク・セミナーでは、参加者同士でお互いを把握してみるということもやりますが、お互いを認識するだけでなく、そこでどのようなことをしたかについても体験が一致することはよく起こることです。
また、この広大なF21という世界のなかで、いろいろなところを訪れ探索を行なってもよいでしょう。さまざまな目的を持ち探索を行なおうという意識を持つことは、非物質世界への知覚能力を高めるためのとても良い手助けとなるのです。
さらにこのF21は、「自分のほかの部分を知るのにとてもよい領域」だといわれています。
自分が持っているさまざまな側面や、反対に足りない面や必要な面に対し、ガイドたちの手助けを得ながら理解し、向き合い、受け入れ解放することで、この現実世界の中での、より良い自分づくりに役立て、その先の行動へとつなげていくことができるのです。
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