出張から戻った翌日3/13(火)。
3月から仕事で忙しくなった椎名さんに、
久しぶりに会うことができ、
出来上がったCDジャケットのサンプルを見せました。
今までの予定では、原盤から100枚、
「コピー」により制作するということになっていましたが、
ジャケットサンプルの出来の良さを見て、
しかもそれを今後販売していくということを、
あらためて考えたとき、そこで椎名さんから提案されたのは、
「CDを作るのは、コピーではなくプレスにしたほうがよい」
ということでした。
コピーというのは、家のパソコンでやるように、
原盤から市販のCD-Rディスクへただコピーする方式。
とっても安価でできますが、業界的には、
販売用ではなく、サンプル版や記念品用に用いる方式。
100枚など少量から作れるところがポイント。
それに対し、プレスというのは、
原盤からプレス用の型を起こし、制作する方式。
一般的な音楽CD制作に用いられ、
流通ベースに乗せ、販売するための、
ある意味ちゃんとした作り方。
枚数も一単位300~500枚からで、
初回経費は高いが、たくさん枚数を作れば
単価はどんどん安くなるやり方。
コピーで作られたものは、裏が青い感じの、
パソコンでCDを焼くときにつかう普通のCD-R。
それに対し、プレスは、裏が銀色の、
普通の音楽CDのタイプ。
音楽業界の中では、コピーものとプレスものは、
まったく別物という認識があり、椎名さんは、ちゃんとやるなら、
プレスにしたほうがよいということなのです。(*^_^*)
予算がない中でやっていることを、
よく理解してくれている椎名さんですので、
いろいろ考えてくれたようなのですが、
やはりこの結論となったようです。
さらに、翌日、福岡のCD制作をやっているお友達のAさんに
紹介してくれる段取りまでつけてくれて、
そのAさんから直接話を聞いて、
どっちにするか決めようということになりました。
しかし、自分が何をやりたいかよく考えれば、
やはり椎名さんの言うとおりです。
その時点ですでに、プレスで300枚ということで、
腹は決まりましたので、
明日紹介して頂くその方にも、
そうお願いしようと思いました。
そして、3/14(水)。
椎名さんと車で福岡へ行き、
CD制作もやっているというそのAさんに、会わせて頂きました。
Aさんは、椎名さんと同じ、「心」で仕事をしてくれる人で、
いろいろな提案をして頂きました。
それらを検討した結果、
100枚くらいなら何とかなりますが、
300枚以上になると、ジャケット制作を、
自分ですべて行うのは無理があることもわかりましたので、
結局、梱包までの一式も含め、プレスで300枚、
Aさんに頼むことにしました。
しかし、ジャケットデザインについては
あそこまで出来上がっていますので、
データを渡し、それを使って頂くことにし、
後は本当に完成を待つのみとなりました。
約一か月で出来上がるとのことですので、
4月の中ごろから販売開始できる感じとなりそうです。(^o^)
さて、そのあとは・・・
椎名さんの友人のキーボードを弾く方に、
CDを渡し、もし良ければ、
一緒にライブをやってもえらえないかを頼みに、
春の桜がきれいな里山の城下町、秋月へ。
ところが、電話をしても外出中の様子。
それでは、CDだけ置いていこうとなったのですが、
なんと椎名さん、家の場所がうる覚え状態。(^_^;)
こうして、旅番組「椎名さんの記憶を訪ねて」
が、はじまりました。(*^_^*)
「確かこの辺りにエスニックのお店が・・」 ありません。
「機織り機の音が・・・」 聞こえません。
川沿いだったんだけど、もっと低い川だったなあ・・・
しかし今日は、小春日和の暖かく穏やかな日。
あちこちの風景に、春を感じました。
子どもたちも、川遊び。
こういうのが、本当の豊かさではないかと感じる今日この頃。
そうそう、こんな感じのところを歩いたんだけど・・・
こうして1時間以上探し回りましたが見つからず・・。
最後は、さっきの川遊びをしていた子供たちと一緒にいた
お母さんたちに訪ねてみると、
「あ、そこそこ、私の家のお隣さんです。」(^_^;)
こうして無事到着!!
やはり留守でしたので、
とりあえず、CDを置いて帰ることに。
しかし、自分の記憶の不確かさに、
すっかり自信を失った椎名さん。
帰りは、私の曲を聴きながら、
二人で夢を語りながら帰りました。(*^_^*)
こうして二転三転したCD制作も、
ようやく本当に私の手を離れ、
あとは完成を待つのみの状態となりました。
本当に最後の最後、完成を見るまでは、
気を抜けないのが、モノづくりというもの。(*^_^*)
これ以上、もう何もないことを祈るばかりです。(^_^;)
ということで、
椎名さん、Aさん、皆さん、今日も一日、
本当にありがとうございました!!(^o^)
それでは、また次回まで、
Have Fun!!