久方ぶりに阿蘇山が噴火いたしましたが、
TST周辺は火山灰のかの字もないほどの穏やかさで、
何の影響もなしという感じです。(*^_^*)
よりいっそう秋も深まり、
木々たちも落葉を早めながら冬支度に突入。(*^_^*)
そう、冬支度。
出張から病み上がり帰宅した私を待っていたのは、
この辺りの田舎ならではの、その冬支度でした。(^_^;)
日はさかのぼり、11/18(火)。
用事で、元自治会長さんのMさん宅に行くと、
工事で、山の斜面を切り開いたため、
大量の樹木が切り倒されたので、
もし薪用に使いたいなら、持って行ってもよいということ。
普通に買えば、最近の値上がりで、
かなりの高額になる薪ですので、
やった~~~!!という感じですが、
この辺りでの「焚き物(薪のこと)調達」という言葉の意味には、
そう素直に喜んでもいられない理由がありました。
その理由とは、
「全部自分でやらなければならない」
というのが主流だということ。
けっこうあちこちで切り倒された原木が出て、
薪用にもらえるパターンはよくあるのですが、
あくまでそれは、
「現場からの運び出しから薪にするまでの工程を、
全部自分でできる人」
というのが条件であることが多いのです。(+_+)
今回も、ご多分に漏れずそのパターン。
そこで、Mさんと一緒に、
もらえる原木が置いてあるというその現場を見に行っていると・・・
え”!?この山の中から、
使える木を運び出すってことですか!?
よく見ると、確かにとっても立派な原木が、
中に埋まっているのが見えます。
しかしその上には、これでもかというくらいの枝や葉っぱが。
この中から使える原木を掘り起こさなければならないようです。
しかも自分ひとりで・・・。
正直、病み上がりの頭がくらっとしましたが、
ちょうどこの2,3日なら、Mさんが軽トラを貸してくれるというので、
意を決して、このお宝発掘に取りかかることにしました。!(^^)!
一度家に帰り、チェーンソーを用意し、
作業服、鉄板入り安全長靴、厚手手袋など、
万全の装備をして、お借りした軽トラにて、再び現場入り。
さあ、作業開始です!!
よ~く見ると、本当にかなりの量の、
しかも立派な原木が埋まっています。
軽トラにしたら、何台分も取れそうな量です。(*_*)
今、この辺りの薪の値段は、
軽トラ一杯15000円もしますので、
それを考えると、現金が埋まっているのと同じ感覚で、
まさに宝の山!!
そこで、上に乗っかっている枝をどかし、
原木を引っ張り出そうとしましたが、
枝が引っかかってなかなかでません。
そこで、チェーンソー君で枝を切り、
まずは引っ張り出せる状態に。
するとこんなにも立派な原木が出てきました。!(^^)!
ところが、あまりに大きすぎて、
これをどうやって軽トラまで運び、そして積むのか!?
という感じ。
しかし、見ていても始まらないので、
渾身の力でひっぱり、転がし、
テコなども使いながら、なんとか荷台へ。
それを地道に何度も繰り返し・・
ようやく一杯分の原木を積みました。(+_+)
と、文章でかくと何ともサラッとしてますが、
この一杯分を積むだけで、
汗だく、泥まみれ、枝でたくさんの切り傷をつくり、
心臓バクバク・・、もうヘトヘト。(~_~;)
1日目は、3時頃から始めたので、
ここまでで夕暮れとなってしまい終了。
とりあえず、この一杯分をTSTに運びました。
そして翌日は朝から現場入りし、
ひたすら発掘作業。
黙々と続けましたが、
午後になると、病み上がりの体に、
疲労が一気に押し寄せます。
なんとか2杯分の原木を積み、
TSTに運びました。
しかし、限界は近づいていました。
ヘトヘトになって大木を掘り出したはいいものの、
動かそうにもビクともせず、
人ひとりの力の限界を痛感。
全力を出し切っても、どうにもできないこの状況。
なんだかこの状態、以前にも体験したことがあります。
それは、CD制作のとき、
何度練習しても上手くいかず、
自分の無力さに打ちのめされた時の、
その感じと全く同じでした。
実は今年になって、
ある新しいことにチャレンジしている中で、
この同じ気持ちを味わわせられてもいて・・
この人生全体を通しても、本当に多いこのパターン。
疲労と、体の痛みと、精神的限界状態、
人生なんのために、いつもいつもこんな状態に
ならなければならないのか・・・
意識がもうろうとして、大木の上にへたり込んだ時でした。
「答えは、わかっているよね!?」
「!!」
あまりにハッキリとしたその声。
時には優しく、時には厳しく、
いつも助けてくれるその声が、
突然響きました。
「答えは、わかってるよね!?」
もう一度響いたその声に、
「ああ、わかってるよ・・・」
ガイド君、君が何を伝えたいか、
本当はちゃんとわかってる。
ヘミシンクによる探索の旅から、
自分はその「答え」を、受け取ることができた。
その答えが新たなスタートとなり、
現実世界の中で、今それを実践している。
そしてその実践こそが、今ここにいる意味であり、
本当の体験への道筋、そして、
本当の理解へのプロセス。
極限状態まで来たからこそ、
体験するものがある、
心から理解するものがある、
その次にくるものがある。
そこに、「答え」がやってくる。
ありがとう・・何が大切なことなのか、
ちゃんと理解してるから・・。
気力を奮い立たせ、立ち上がった先に見えたのは、
ヘルメットかぶった人が、
こちらにやってくる姿。
現場で作業に当たっている、作業員の人でした。
「大丈夫かい!?これでやってやるから!!」
そう言って、そばにあったショベルカーに乗り込み、
大量の枝を、アームひと振りで振り払い、
重たい丸太を、あっという間に軽トラの荷台へ。(*_*)
本当に、その人とショベルカーが、神様に見えました。(+_+)
それにしても機械ってスゴイ!!
それ以上に、人の暖かさが、
本当に身に染みました。
呆然と見ている私の前で、
ものの10分ほどで作業完了。(*_*)
おかげさまで、
結局この日3回、そして翌日1回運び、
3日間で、合計、軽トラ5杯分の原木を
運ぶことができました。(^o^)
TSTには原木の山が、ここにも・・・
あそこにも・・
あの作業員の人がきてくれなかったら、
こんなには持ってこれなかったです。
あらためて感謝とともにこの3日間の出来事を振り返ったとき、
ピンときたのは次の言葉でした。
「限界はない、偶然もない、
ただ計画があるのみ」
・
やはりこの一連の出来事は、ただの作業ではなく、
上からの意図を持った「メッセージ」だったようですね。(^_^;)
・
PS:今回の記事を読んで、
「究極の旅」だ!!と、ピンと来た方は、
マニア度80%超級!!\(^o^)/
・
・
こうして、お宝発掘作業は終わったものの、
この次の作業が、これまたさらに大変な長丁場に!?
しかもそこでは、意外な存在との対話が!?
それでは、また次回まで、
Have Fun!!
・
いよいよ今年ラストは、
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